遺伝と網膜色素変性症

人は親から様々なものを引き継いでいますね。これをひとまとめにして遺伝といっています。遺伝は容姿に現れるだけでなく、内臓などにも多く現れます。病気も遺伝によるものが多く報告されています。例えば目の病気の網膜色素変性症という病気です。これは数千人に1人の割合で発症していますが、その患者の半数は親近者にも同じ病気の人がいることが分っています。こうした遺伝性の病気は防ぐことが出来ないのですが、進行を遅らせたり症状を緩和させることは可能です。
しっかりと医師の指導を受けたうえで、家族とともに治療に励んでください。遺伝性の病気を引き継いだ人は親を恨んだりすることもあるでしょう。しかし、その病気以外にもたくさんのものを両親から受け継いでいること、自分がいるのが両親のおかげだということを忘れないでください。遺伝子レベルでの研究は現在も盛んに行われています。遺伝子のメカニズムが解明される日も近いことでしょう。網膜色素変性症の治療もどんどん進んでいっています。